旬のビーツで作る本格・野菜ボルシチ|簡単レシピと栄養価
はじめに
ビーツがちょうど旬を迎えています。
ずっと冬の野菜だと思っていたけれど、実は“年に2回”旬があるんですね。
今はその2回目。甘みも香りもぐっと濃くなる季節です。
ビーツといえば、やっぱりボルシチ。
豚バラを入れたボルシチも最高ですが、私は一応“フレキシブル・ヴィーガン”。
なので今回は、野菜だけで作る赤いボルシチにしました。
驚くほど深い赤に染まったスープ。
野菜だけとは思えない甘みが広がって、「あ、これ肉いらない」と思えるほどの満足感です。
寒い日に一杯飲むと、体の芯からぽかぽかします。
そして欠かせないのがスメタナ。
ロシア風のサワークリームで、ひとさじのせるだけでコクが一段アップ。
ここに刻んだディルを少し散らすと、香りがふわりと立って、味わいがさらに深くなります。
ヴィーガン的にはちょっと反則技だけど…そこは“フレキシブル”ということで(笑)
冬にぴったりの、心まで温まる一皿。
ぜひ試してみてください。
レシピ(冬の野菜ボルシチ)
材料(4〜5人分)
- ビーツ(皮付き):400g(4〜5cm長さの短冊切り)
- 玉ねぎ:2個(スライス)
- にんじん:1本(短冊切り)
- キャベツ:1/4個(5〜8mm幅の細切り)
- セロリ:1/2本(茎は細切り、葉は少量刻む)
- じゃがいも:2個(拍子木切り)
- にんにく:1片(みじん切り)
- トマト缶:400ml
- 水:700ml
- みりん:小さじ2
- 塩・こしょう:適量
- ローリエ:1枚
- レモン汁またはりんご酢:小さじ1〜2(仕上げ)
- お好みでスメタナ(サワークリーム)・刻みディル:適量(トッピング用)
作り方
- ビーツは皮付きのままよく洗い、4〜5cm長さの短冊に切る。たっぷりのお湯で10〜12分下ゆでし、ザルにあげておく。
- 鍋に油を少量入れ、玉ねぎを弱火で7〜10分ほどじっくり炒める。透き通り、甘い香りがしてきたらOK。
- にんにく、にんじん、セロリを加えてさらに炒め、塩をひとつまみ振って野菜の旨みを引き出す。
- じゃがいも、キャベツ、下ゆでしたビーツ、水700ml、ローリエを加え、中火で約15分煮る。
- トマト缶とみりんを加え、弱火〜中弱火にしてさらに10〜15分煮る。
- 塩・こしょうで味を整え、最後にレモン汁またはりんご酢を少しずつ加えて味を締める。
- 器に盛り、お好みでスメタナと刻んだディルをのせていただく。
おいしく作るポイント
- 具材の形を「短冊・細切り」でそろえると、見た目も食感も一体感が出ます。
- 玉ねぎを弱火でじっくり炒める工程が、自然なコクと甘みを作る一番のポイントです。
- ビーツは下ゆですることで、雑味が抜けて色もきれいに出ます。
- 一晩置くと味がなじみ、さらに深い味わいになります。
栄養価・カロリー(目安)
※おおよその目安です(4〜5人分を5人分として換算)。トッピングのスメタナは含まずに計算しています。
| 項目 | 1人分あたりの目安 |
|---|---|
| エネルギー | 約165〜190 kcal |
| たんぱく質 | 約3.5〜4.5 g |
| 脂質 | 約2〜4 g |
| 炭水化物 | 約33〜38 g |
| 食物繊維 | 約4〜6 g |
| 食塩相当量 | 約1.1〜1.4 g |
ビーツやトマト、キャベツ、にんじんから抗酸化成分がとれ、
食物繊維やカリウムも豊富な、からだにやさしい冬のスープです。
スメタナ(ヨーグルト+生クリームの本格タイプ)
ボルシチに欠かせない、ロシア風サワークリーム「スメタナ」。
ヨーグルトと生クリームで作ると、酸味とコクのバランスがとれた本格的な仕上がりになります。
材料(作りやすい分量)
- プレーンヨーグルト(無糖):100g
- 生クリーム(乳脂肪35〜47%):50g
- レモン汁:小さじ1
- 塩:ひとつまみ
作り方
- ボウルにヨーグルトと生クリームを入れ、なめらかになるまでよく混ぜる。
- レモン汁・塩を加えてさらに混ぜる。
- ラップをして冷蔵庫で30分以上置き、とろみをつける。
ポイント
- 酸味が穏やかなヨーグルトを使うと、よりまろやかに仕上がります。
- 冷蔵保存は2〜3日が目安。風味が良いのは1〜2日以内。
- ボルシチにひとさじのせ、刻んだディルを合わせると香りが一段と引き立ちます。

